Red Cocoon

生きづらい誰か

愚かな話

お久しぶりです。生きてます。

ついに心療内科に行き、睡眠導入剤抗不安薬を貰った私は向かうとこ敵なし!と思いきや単位やらなんやらが私の邪魔をするわけです。ぼろぼろ泣きながらこのブログを書いてはいるがまだ泣く感情があるのは僥倖だと思う。

 


 つい先日部活の同輩が、私を心配して(多分、そうだと思う)彼氏さんに私の最近のメンタル状況とか客観的に見て大丈夫じゃない所とかを事細かに教えるという余計な真似をしてくれたようで、「この人(彼氏)は鬱とかメンヘラに対する理解がないから、もうちょっと伝える時期を見よう」という私のささやかな望みは打ち砕かれた訳です。ありがとうバレなかった1年半、幸せでした。

気を遣ってリスカしてる事とか否定しまくると彼氏さんは案の定「リスカしてたらオレ今日来んかったら良かったと思うとこやったわ〜」とか、「リスカする女はサブカルかぶれ」とか、よくわからない説を並べまくったわけですね。挙句私が自転車で転んだ、と誤魔化した手首のリスカ跡には「その跡ホンマリスカにしか見えんわ〜笑」って笑うんですよ。辛かった。今までで1番。

 彼氏さんは所謂デリカシーがない人なので、彼のそういう発言にはそこそこ耐性があると思っていましたがそんなことはなかった。キツい。

好きな人に拒絶されるって1番堪えるんだな〜って思った。理解して欲しいとは思ってなかったけど、私が必死に生きたいと思ってつけてるこの醜い傷を、この人笑って拒絶出来るんだって思うと切なかった。あはは、って乾いた笑いしか出ない。会うのがもうしんどいし顔も合わせたくない。私の心の聖域は一夜にして地獄に様変わりしたわけです。

別に死にたくてリスカしてる訳じゃないっていうのはなんとなく、いやはっきりとわかる、理解されにくいことだと思ってた。それでも「死ぬなら飛び降りる方が早い」とか言われると思ってなかったのは自分が好きになった人だからっていう慢心があったんだろうか。

 


ツラい。寝れなかったことより、出来が悪いって怒られたことよりツラい。

同輩が私を苦しめる為に彼に私の状況を打ち明けたのだとしたら間違いなく大成功だ。そんなに私のこと嫌いなら言ってくれればいいのに、と思っても意味の無いことである。そしてそんな子達ではないのが分かっているから余計に苦しい。

 


あのまま気づかれないまま、彼の純粋な愛を享受出来てたらどんなに良かったんだろうと思う。

今は何をするにもご機嫌取りに見えるし、私を腫れ物のように扱う彼を、私のような私がぼんやりと見ているだけである。

そこには恋も愛も、既にない。

 

自分の悩みが1番高尚な悩みのように大切に大切に持ち続けている私はとても愚かなのだろうが、ただ人並みに暮らしたい。それが愚かしい私の、愚かしい願いである。